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ベア作家的きままな日常

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ほたる

最近、blogで書いたのか、FaceBookで書いたのか、誰かに話したのか、よくわからなくなること多々。
今月初めごろ、人生初のホタル観賞したことは書いたっけ・・・

そうなんです。
40を前にして、人生初のホタルを見ました。
しかも、地元柏で。
母の職場の方のおうちのおじいちゃんが、毎年ホタルを育てて、春に放ち、夏になってほんの数週間だけ光る時期に鑑賞のために開放してくれているらしく、母と職場のお友だちと一緒に行ったのです。
小学校の隣にある普段は施錠されている緑地には、池もあって、暗い中行ったのでよくわかりませんでしたが、かなりみどり豊かなところのようでした。
わたしはそこの小学校に通学していなかったので、まさかそんなところにあんな場所があったなんて!という、そのエリアにさえも驚きでしたが、後日その小学校の卒業生でもあった友人に聞いたところ、確かに以前からあの緑地はあったみたい。
柏、どれだけ田舎なのか?!という話ですが、もしかしたら人工のものなのかもしれないけど、そういう場所があるってことはいいことかもしれないですね。
(ただ、ちょっと街灯もないし子どもが通学したりするエリアだとしたら、なんだか防犯の面では危険な気が・・・最近困った怖い事件が多いですからね)

さて、ホタル。
いましたよ!
ふんわりとゆっくり浮遊しているという感じ。
暗くて、虫そのものな部分がはっきり見えないので、ほの明るい色が、ふら~っとするのだけが目立ちます。
デッキのような橋になっているところの下に池があって、池のあたりには、ほとんど動かない光も見え、おじいちゃんのお話しによれば、上にふら~りしているのはオス、じっと下の方にいるのはメスだとか。
虫そのものを見たら違いはわかるのかなぁ。
ほたるには、ゲンジボタルとヘイケボタル?、つまりは源氏と平家があるらしく、今回見たのは平家なんですって。
おじいちゃんいわく、このあたりには源氏はいないそうな。
光の感じも違うのかしらん?
このホタル、たぶん今頃はもう観賞会も終了して、またおじいちゃんたちが回収するんだそう。
でもって、つがいで飼って、子どもを増やし、来年の春にまた開放。
けれど、開放した後死んでしまうホタルも多いのか、実際にわたしたちが見たように光って見せてくれるのはまたその中の一部だとか。
生きられなくはないけれど、自分で生き続けるほどの環境ではないってことなのかな?
大気や土壌の汚染問題、地球温暖化などの気温問題に水温問題など、環境のことはいろいろきりがないほど問題があるけれど、少しずつゆっくりにでも、ホタルも暮らせる場所になっていくといいなぁと思います。
それってつまりは人間にだっていいはず!

昔の子どもはみんなホタルなんて当たり前に見れたのかもしれないし、そういうのって「最近の子どもは~」って言われる内容だけれど、もはや最近のいいおばさんも初のホタルだったわけで・・・
次世代の子どもに見たことないもののはなしをする人がいるってのも大事なんだよねきっと。
今回、ホタルを見に来ていた小中学生も、子どもの頃の夏の思い出としてそのはなしするのかな。
いや、ホタルがまた当たり前になっているほうがいいな・・・
by natsue-t_bear | 2014-07-31 11:31 | その他